2023年新春DX放談会

1月25日ESD21 新春DX放談会が名城大学でありました。放談のテーマは「なぜ、日本のIT化、DX化は世界に遅くれているのか」です。会員から14名が選定され、それぞれが言いたいことを言おうという趣旨のもとはじまりました。それぞれが使った資料はESD21のホームページで見れます。何せ、一人5分でという制約の中皆さん喋ってくれまさした。YODAの5分で使った資料をもう少し詳しく説明したいと思います。

経産省からのDXレポートに使用されているグラフも米国にこんなに遅れているというものばかりです。しかし、何で米国と比較されなくてはいけないのか?何故、日本式の方向を示さないのか私には不満があります。その嘆きを示す物です。尾張・三河・愛知式が日本の躍進を担ってきました。しかし、最近の首都江戸東京式のリードの仕方に不満があります。若い頃にアメリカ留学してNBAなる資格をひっさげてこれがこれからの日本を引っ張るのだと言うように見えて仕方ありません。年賀状にも書きましたが改革は全ての過去を否定してこうやって行くというもの、これで成功した事例は世界で見たことがありません。バブルがはじけて以来何をして良いか解らないリーダー達が米国式に習えと安易な舵取りをした結果がいまにあると思っています。江戸時代に近江から良い考え方を持った商人も江戸に大勢やって来ましたがいつの間にか良い考え方が潰れていきました。日本中から集まってきた人達が我こそが、我こそがと一画千金を目指したり、大名にへつらって賄賂で世の中を牛耳ろうとする人達で溢れていきました。今の東京も私にはそのように見えてしかたありません。

日本のDXを目指すときに一旦トヨタ式を皆が学びたがったころを思い出してください。その頃の雰囲気を知っている人達がサポートすることが大事だと思います。それはJIT(ジャストインタイム)の考え方です。製造業とサービス業と違った分野で商売をやっているかのように見えますが、同じ発想で自分のビジネスのDXを示し、世界から信頼されるビジネスモデルを再構築しましょう。世界はまだ日本を信頼しています。日本政府はいつまでルックイーストを続けるんですか?

https://www.esd21.jp/news/2023/01/2023125-esd21dx2023.html  ESD21の当日の雰囲気を参考にしてみてください。